2023.03.20

球状太陽電池セルの発電性能測定方法(I-V特性測定)が、JIS (日本産業規格)に制定されました。

 全方位からの光を受光できる球状太陽電池セルにとって、従来の一方向からの光照射による評価方法は
過少評価となり、球面全体がもつ発電能力が正しく評価されていませんでした。そのため、球状太陽電池セル
の発電能力を踏まえた、新しい測定方法・試験方法が必要となり、規格が制定されました。
 本JISの制定によって、球状太陽電池セルの特長を活用した新しい市場の形成に寄与するとともに、
太陽光発電の利用拡大による省資源、省エネならびにCO2削減に貢献してまいります。

規格名称 : 球状太陽電池セルのI-V特性測定方法  
規格番号 : C 8947
規格概要 : ソーラシミュレータ及び積分球を用いた球状太陽電池セルのIーV特性(電流-電圧特性)の測定方法
      について規定。直径が1mm~2mmの結晶シリコンの球状太陽電池セルに適用。  

[経済産業省ウェブサイト・発表資料] 
▪︎https://www.meti.go.jp/press/2022/03/20230320003/20230320003.html

▪︎(資料3)球状太陽電池の発電性能測定方法に関するJIS制定(PDF形式:1,118KB)PDFファイル

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