スフェラー®とは

なぜ球状なのか?

球状太陽電池とは、通常の平らな太陽電池と異なり、光を受ける面が球のかたちをした太陽電池です。一粒が1–2mm程の大きさをしています。
スフェラー®は、この球の上下に電極をもった球状太陽電池です。京セミが世界 に先駆けて発明し、独自に開発しました。

自然界では光の当たり方は一定ではありません。
太陽は常に移動しています。ガラスや水面で反射する光や雲のなかで散乱する光もあります。
「あらゆる光を効率よく採り込むためにはどうしたらよいか?」そんな問いから生まれたのが球の発想でした。

スフェラー®セル (断面図)

スフェラー®セル (断面図)

スフェラー®セル (拡大写真)

スフェラー®セル (拡大写真)

球だからできること

受光面を球状にしたことにより、平板型にくらべて約3倍の光を採り込めるようになりました。
また、粒状のセルを単位として設計するため、太陽電池製品の電力仕様や形状にこれまでにない自由度が生まれました。現在、スフェラー®を使ったさまざまな製品開発が進行中です。

平板型太陽電池とスフェラー®の比較

平板太陽電池は光を受け取る面が限定されています。これに対して球状太陽電池は、全方位からの光を利用できるので、設計と設置に自由度が生まれます。
光を受け取る角度が広いため、一日を通した発電量(積算発電量)が増えます。
曇りの日や高緯度地域で高いパフォーマンスが発揮できることも確認されています。

一日を通した出力の変化

一日を通した出力の変化

もう一歩先の未来へ
―スフェラー®の切り開く太陽電池の新たな応用

スフェラー®は、独自の電極構造により、あらゆる方向からの光を受けることができます。
この三次元受光の実現は、受光面を必ず太陽の方角へ向けなければならない制約からの解放を意味します。
つまり、垂直な壁面や曲面上への応用が容易になるだけでなく、立体的な発電モジュールも可能となります。

世界でオンリーワン
―光透過度の高いシースルー太陽電池

こうしたスフェラー®の特長を生かせる応用として、ビルのガラス壁面に使用するシースルー太陽電池モジュールがあります。
発電する窓の実現を目指して、現在開発中です。
また、曲面等への応用も可能なことから、構造体と一体化した太陽電池モジュールとしても期待されています。

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